<h2 id="h17ae2147ed">評定が低くても目指せる大学</h2><h3 id="hb95c938533">○評定が低くても目指せる大学１　慶應大学　SFC　</h3><p>　実は、内申点が低くても、慶應大学を推薦入試で目指すことができるんです！</p><p>　慶應大学の湘南藤沢キャンパス、通称「SFC」は、東京湾近くの自然豊かなキャンパスです。環境情報学部、総合政策学部、看護医療学部などが位置しています。慶應SFCは日本で初めてAO入試（現在の総合型選抜）を導入した大学であり、現在も「夏秋AO入試」と称して総合型選抜が実施されています。</p><p>　SFCの環境情報学部・総合政策学部で行われる「夏秋AO入試」の最大の特徴は、「評定平均を問わない」と明記されていることです。つまり、高校の評定がどれだけ低かろうとも、それが全く不利に働かないということなのです。</p><p>　平均評定が問われない代わりに何が問われるのかというと、2000字にもわたる志望理由書と、学業以外の成果です。「SFCでどんなことを学びたいのか」につながるような、志願者自身の問題意識やテーマを明確に示し、その問題とどのように向き合っていくのかという明確なビジョンを語ることが求められます。また、指定されたコンテストで一定の成績を収めたことを証明できれば書類選考が免除されることからも、大学が求める人物像がわかってきます。</p><p>　定員も各学部150人ずつで計300人と非常に多いため、「評定には自信ないけど、自分の学びたいことは決まってます！」という方は目指しやすい大学であると言えるでしょう。</p><p> </p><h3 id="h62f1fb4437">○評定が低くても目指せる大学２　早稲田大学　創造理工学部建築学科</h3><p>　早稲田大学の創造理工学部建築学科でも、平均評定が評価基準に含まれない推薦入試を実施しています。提出書類は主に「志願者自己報告書」と「活動実績報告書」の2つになります。字数制限はなく、A4の紙面上に学部の志望理由や入学後の抱負、活動実績などを思いのままに表現しましょう。</p><p>　創造理工学部建築学科の入試で特徴的なのは、「絵を描く」試験があることです。出題されたテーマに対し、鉛筆によるドローイングと文章説明による提案・表現を行うことが求められます。</p><p>　平均評定は低くても、表現力や発想力には自信があるという人は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。募集人員は約25名です。</p><p> </p><h2 id="h1d6a2c5e50">面接が苦手でも目指せる大学</h2><h3 id="hcfb32734c8">○面接がいらない大学１　東洋大学 選抜入試</h3><p>東洋大学は2025年度より、新たに併願可能な学校推薦型選抜である「学校推薦入試 基礎学力テスト型」を導入します。試験科目は2教科2科目で、英語と国語、または英語と数学の基礎学力テストを実施して評価されます。学力面を重視した入試であり、面接や小論文は実施されません。</p><p>他大学との併願はもちろん、一般選抜との併願も可能です。一般選抜も視野に入れている受験生は、力試しとして併願してみるのも良いかもしれません。</p><p> </p><h3 id="h1f0fa7a699">○面接がいらない大学２　都留文科大学</h3><p>　山梨県の都留文科大学の学校推薦型選抜入試では、文学部、教養学部のいずれの学部についても、選考基準は共通して「小論文」が70%、「提出書類」が30%と明示されています。提出書類は大学所定の書式の志願書と、学校の調査書・推薦書です。加えて、英検やTOEICなどの民間資格・検定試験の結果も評価に含まれるとされていますが、面接は選考基準には含まれません。</p><p>　試験は札幌から那覇までの全国各地で行われますので、どの地域にお住まいの方でも受験しやすいのも大きなメリットです。「小論文は得意だけど、面接には自信ない……」という方は、選択肢の一つに数えてみてください。</p><p> </p><h2 id="h9be0c3393d">おわりに</h2><p>　いかがでしょうか？</p><p>　もちろん、ここに挙げた大学以外にも、<strong>内申点や面接があまり重視されない推薦入試を実施している大学</strong>は意外とたくさんあるものです。</p><p>　逆に、もしあなたの内申点が高いなら内申点が重視される大学を、面接が得意なら面接が重視される大学を受ければ良い結果が得やすいでしょう。それは英語などの語学の資格でもそうですし、学生時代の実績でもそうです。</p><p>　<u>あなたの得意なこと・苦手なことをしっかりと見極め、あなたに合った大学を選ぶことが大切です。</u></p>

<p>　文部科学省の調査によると、2022年度の大学入学者のうち総合型選抜による入学者は19.3%、学校推薦型選抜にによる入学者は31.0%と、合わせて50.3%にのぼります。つまり、大学入学者の半数以上が、推薦入試により大学に入学しています。</p><p>　そんな中で、学校推薦型選抜でレベルの高い大学に入学しようと思ったら、高校での成績（評定）が高くないといけない、面接で上手に自分の強みをアピールしないといけない……<strong>そんなふうに思い込んで、最初から諦めてはいる人も多いかもしれません。</strong></p><p>　しかし、実はそれは勘違いなのです。<strong>内申点が低くても、面接が苦手でも、推薦入試で目指せる大学はたくさんあるのです！</strong></p><p>　この記事では、そんな<strong>「評定が低くても目指せる大学」「面接が苦手でも目指せる大学」</strong>の例をいくつかご紹介します！</p>

評定が低くても、面接が苦手でも、合格可能な大学4選！【最新受験情報まとめ記事】